cb conveyor
CBコンベア
CBコンベアは従来にない垂直立上げ型のコンベアで、設置空間スペースの大幅削減を実現しています。ベルトコンベアの持つ平面性とチェーンコンベアの屈曲性と強制力を組み合わせ、搬送率の高さが特徴です。従来の軸付きスクリューコンベアやヒンジタイプコンベアでの搬送が難しかった切粉の搬送が得意で、特に長いカール状の切粉搬送を得意とします。水平・垂直・水平の組み合わせのため工作機械及び周辺機器との組み合わせ検討も容易です。同じ垂直上げ型のスクレーパコンベアやコイル式・軸付きスクリューコンベアも用意しています。
- 長いカール状の切粉搬送が得意
- 垂直型CSコンベヤーで省スペース搬送
- 設置空間スペースの大幅削減
Specification
仕様
- | min(mm) | max(mm) |
---|---|---|
L | 1000 | 3000 |
H | 550 | 1350 |
モーター | 3相200V 100W×1/200 |
---|---|
コンベヤースピード | 1.5m/min |
過負荷検出 | トルクリミッター TL-350-2 |
Future
特徴
01
トラブル対処と復旧が容易
コンベアフレーム内に切粉が入りすぎて身動きが取れなくなると、大がかりなメンテナンスが必要になります。CBコンベヤーはトラブルポイントを基本的に1個所に絞り込んであり、トラブルに対処しやすくなっています。また、CBコンベヤー立ち上がり部でスムーズに運べない切粉はトルクリミッターと近接スイッチにより過負荷検出され停止します。この場合、逆転運転で過負荷の要素を取り除くことで容易に復旧出来ます。
02
トラブル要素が少ない
カール状切粉と一緒に排出される細かい切粉は、引っかけ用ツメでかきあげていきます。さらに、リターン時にはコンベアフレームの底部にたまりやすい細かい切粉をかきだしてくる働きもします。引っかけツメのスクレーパ機能によりトラブル要素を減少させています。
03
垂直形状でスペースを有効活用
従来の60度傾斜型タイプのコンベアと比較して、当社比で約800ミリのスペースが確保できます。これにより、ライン内のレイアウトを効率化したり、従来のデットスペースを有効活用出来るようになります。
Structure
構造説明
01
カール状の切粉もスムーズに運搬
CBコンベアは搬送面に特殊構造のチェーン&樹脂ベルトASSYを使用しています。コンベアフレームの両サイドを走るチェーンをスラットで連結し、そのスラット上に樹脂ベルトを乗せ、切粉引っかけ用のツメと挟み込んで固定しています。そのため、樹脂ベルト自体には直接張力が働かない(負荷がかかりにくい)ようになっています。
02
効率的に切粉を持ち上げる
コンベア水平部に排出された切粉は垂直立ち上がり部に入り込む際に、前進方向の力と垂直方向の力が働きます。この時にベルト自体が張力がかかりにくい構造にしてあるため、ベルトにたわみを発生させて、切粉をフレーム(背板)とベルトで包み込むようにして持ち上げていきます。